■地域プラットフォーム大賞
  ◎JANBO新事業創出機関賞(地域プラットフォーム事業機関)
    地域連携フェロー制度導入による産学マッチング支援事業
(財団法人仙台市産業振興事業団)

 

仙台市における地域企業と東北大学を中心とする地域学術機関との産学マッチングを促進し、実りある具体的成果につなげるために、地域連携フェロー制度を導入し、マーケットニーズと時代の要請に合致した新技術、新製品開発などを推進し、短期間のうちに事業化、実用化までつなげる成功事例を多数生み出している。
 
  ◎JANBO新事業創出支援賞(実務支援者)
    村上 雄一 (むらかみ ゆういち)氏
財団法人仙台市産業振興事業団 ビジネス開発ディレクター

    地域の産学官の幅広い人脈と筋のよい技術を見極める「目利き能力」を活かしながら、地域連携フェローとともに、地域企業を訪問する「御用聞き型企業支援活動」を企画、運営している。企業の技術改善、新製品開発に対して、市場性、技術的優位性の両面からの分析、アドバイスをおこなっている。また、地域企業の若手技術者と大学等の研究者とのネットワークづくりもおこなっている。
   
  ◎JANBO新事業創出賞(起業家)
    新田目 倖造 (あらため こうぞう)氏
北日本電線株式会社 代表取締役会長

    東北電力株式会社と共同で配電線内部の導体の状態を自走式センサーで診断できる高圧絶縁電線自動点検装置(OCランナー)の開発に成功している。開発にあたっては、電線のたるみによる勾配や被覆の滑りやすさによる走行の不安定性を解消するために、地域連携フェローである東北大学大学院堀切川教授が発明した米ぬかセラミックを配合の新素材を駆動ローラーに採用した。


■ビジネス・インキュベーション大賞
  ◎JANBO新事業創出機関賞(ビジネス・インキュベーション機関)
    花巻市起業化支援センター
 

創業5年以内の企業の新規事業化、並びに、第2創業の事業化支援のために、岩手大学等との連携による技術開発の支援をベースに、事業化に必要なシーズを有する外部団体との連携支援ネットワークを構築している。商品の販売・営業支援を最重要視し、開設時よりインキュベーション・マネジャーの常勤配置を実行している。
 
  ◎JANBO新事業創出支援賞(インキュベーション・マネジャー)
    佐藤 利雄 (さとう としお)氏
花巻市起業化支援センター 統括コーディネーター

    新規事業における製品開発のスピード化、販路の確保を重要視し、域内に無い経営資源を確保すべく、他地域との連携を強化し、最新情報の入手を行いながら、企業支援を行っている。また、産学官連携推進を強化するために、岩手大学が中心に活動している「岩手ネットワークシステム(INS)」への参画による大学シーズの事業化促進等を実施している。
     
  ◎JANBO新事業創出賞(起業家)
    古川 岩雄 (こがわ いわお)氏
株式会社東北デバイス 代表取締役

    青森県内で電子機器の組立て企業を経営していた同社は白色有機ELを新規中核事業に据え、第二創業した。同製品分野では業界のトップ企業。技術、新規性に優れており、現在、青森県六ヶ所村に有機ELパネルの量産工場を建設中。当面は携帯電話のバックライト向けに販売予定。今後は株式公開を目標にしており、更なる成長が期待される。


■最優秀起業家賞
  ◎JANBO最優秀起業家賞
    熊部 潔 (くまべ きよし)氏
株式会社キティー 代表取締役社長
 

医学博士である熊部氏は「健康をおいしく」をモットーに、食を通じて安全で健康な生活の提供をおこなうため起業した。コア技術である@イオン反発技術、Aバイオポリマー技術、Bカルシウム殻化技術について特許戦略によるビジネスモデルを構築し、独自製品の開発、販売に成功している。代表的商品は「リンゴソフト」、「ヴィネッタ」、「カルシェル」。


■最優秀支援者賞
  ◎JANBO最優秀支援者賞
    坂口 俊一 (さかぐち しゅんいち)氏
京都商工会議所中小企業経営相談センター 京都・ビジネスモデル推進センター センター長
 

京都の都市資源を活かし、京都らしい象徴的なパイロット事業を育成するとともに、地域の創業意欲を高め、地域産業の活性化に寄与することを目的としている。「押しかけ支援」と呼んでいるハンズオンの支援を徹底しており、一時的に業務へ参画することで具体的な事業活動に対しての解決策の提言やより的確な人材の提供支援をおこなっている。